フロアレディ募集(咲から一言)

「ル・ジャルダン」を選んだ理由

地元の北海道で、なんとなく手に取った明美ママの著書『愛されるために』で水商売に興味を持ちました。それでも水商売に初めて足を踏み入れる当時の私に、銀座の高給クラブはとてもとても遠い世界で、とりあえず北海道のスナックで働き始めました。

実際にやってみると一つ一つ丁寧に教えてくれる人がいるわけでもなく、迷うことや戸惑うことばかりでした。その度にママの本を読み、「ここは銀座の高級クラブではないけれど、きっと基本は同じはず!」と、その本の中にあることを一つ一つ実践していきました。

そうすると、あっという間にナンバーワンになってしまったんです。

本を読んだだけでも「なるほど、そうなんだ〜。」と思うことばかりでしたが、実践し実際の手ごたえを掴んだ私にとって、ママの本はものすごい説得力があり、ますます明美ママへの憧れ、銀座への憧れが募っていき、とうとう「ル・ジャルダン」で働くために私は上京しました。本の中の明美ママだけでなく、実際に明美ママの下で働きたい、目の前で色んなことを教わりたい、と思ったのです。ただ「銀座のクラブで働きたい」と思ったわけではないから、「ル・ジャルダン」以外の選択肢はありませんでしたね(笑)。

実際に「ル・ジャルダン」で働いてみて

いざ銀座へ、となるとやっぱり不安もたくさんありました。厳しい世界だから、当然そこで働くお店の人たちも女性たちも厳しい人たちだろう、自分がやっていけるのか、などいろいろ考えました。

特に、「ル・ジャルダン」は有名な大学を出た女性が多く、皆さんとても知的です。でも私は中学卒。銀座のお客様と、銀座の女性達とうまく話ができるのか、本当に不安でいっぱいでした。

実際に入店してからは驚きの連続です。

まずお客様の質の高さに驚きました。入店当初の無知だった私でもお顔やお名前を知っているような方々。これが銀座なんだ!と驚きました。

そして「怖い」という先入観を持っていたお店のスタッフや女性たちが本当に優しく、よく聞くイジメめいたこともなく、小さなことから丁寧に教えてくれたことにも驚きました。私が今までに働いたスナックや、水商売のお友達の話を聞いても、こんなにスタッフや女性が優しく何でも教えてくれ、仲のよいお店は他にないと思います。

憧れの明美ママと副社長の大島さんには、仕事のことはもちろん厳しく優しく教えていただき、プライベートなことに関してもいろいろ相談に乗っていただき、お力になって頂いています。

プライベートな相談をしてお世話になっているのは私だけではないようで、女の子のお世話をそこまでしてくれるお店も他には考えられないですよね。

もう一つの大きな不安材料だった、私の学歴、というか知識・常識のなさ。やっぱり銀座のハードルは想像以上に高かったです(笑)。

これも厳しく優しく、お客様、ママ、副社長、お姉さん方に教えていただいたおかげで、入店当時は黙り込んでしまっていたような難しいお話にも少しはついていけるようになりました。

新聞やテレビのニュースも、今では興味を持って見られるようになったし、まったく触ったことのなかったパソコンにも挑戦し、奮闘しながらも使えるようになりました。「ル・ジャルダン」では来店されたお客様や、女性達の仕事の状況がパソコンでガッチリ管理されているので、パソコンが触れないとお仕事にならないんです。

「水商売=接客」ということだけでなく、本当に色んなことを毎日勉強させてもらっています。たくさんのことを吸収し、自分が毎日磨かれていくこの職場が楽しくて仕方ありません。

将来の目標ですか?もちろん明美ママのような、素敵な大ママになることです。でも「ル・ジャルダン」とは離れたくないから、「ル・ジャルダン」の2号店を作って私が切り盛りしていけたらなあ、と本気で思っています(笑)。

ママ  由紀 つばさ  香代 紫音  真帆
千晶  千恵 聖子   みちる